本、映画の話などなど・・・少し修正しました。


映画『メアリと魔女の花』

観てきました。

(原作を読んでいないのに、ちょっと辛口の感想です

― 7年に1度しか咲かない花「夜間飛行」を見つけた主人公のメアリが

一夜限りの不思議な力を手に入れて魔法世界の最高学府「エンドア大学」への入学を許可されるが

メアリのついた嘘によって大事件が起こる ―


分かりやすいストーリーでした。

102分の中にギュギュッと詰め込み過ぎかな。

(キャラクターにもう少し踏み込んだら、おもしろいことがたくさん起こりそうだ)

と思いました。

中途半端がもったいない。

米林宏昌監督、ハチャメチャに暴れたらいいと思いました。

そして、もうひとつ感じたこと。

背景画はさすが!!

男鹿和雄さんをアドバイザーに迎えた背景美術スタジオ・でほぎゃらりーによるもの。

ただ、室内の画が少し雑に見えました。

窓の木枠、クッション(?)の刺繍らしきものが大雑把過ぎる気がしました。

それは、わざと?そういう描き方なのでしょうか?

背景画について調べてみました。


コチラ ↓ 

庵野秀明・川上量生・西村義明が鼎談

西村:
 庵野さんはこの作品の背景美術を、どうご覧になりましたか。

庵野:
 細かく言うと、全体的に描き込みすぎだから、もうちょっと飛ばしても良いよ。
 特にこういうアニメの場合は、もうちょっとメリハリが付いた方が良いよ。ディティールがありすぎるかな。

川上:
 描き込みというのは、背景も含めて?

庵野:
 そう。ある所と、無い所のメリハリがあれば良い。でも31歳でこれだけ出来たら素晴らしいです。
あとは、「ここは白背景のままでいい」って、もっと手を抜く所、光を感じさせるには、
影を強くするのではなくどうすればいいかと、そういう技術がどんどん出てくれば、さらにすごく良くなる。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

私は、背景の描き方のバランスに違和感を感じました。

以前、ジブリの原画展(?)の展示会に行きました。

宮崎駿さんは、細かく色指定もされていました。

本当に細かく・・・。

その仕事ぶりを見て私は

(これじゃ、若い人が育たないよ)と感じました。

↑の庵野秀明・川上量生・西村義明が鼎談で

庵野:
 宮崎さんの場合、「じゃ俺が描く」っていうから、アニメーターも「じゃ宮崎さん描いて下さい」ってなる。

庵野:
 まぁ、宮崎さんの下にいると、自分で描けてしまうから人が育たないですよね。

 あ、こんな事を言っちゃいけなかったね(笑)。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あー、やっぱりそうなんですね(='m')

アニメ映画を観て、いろいろ思ったことを書きました。

でも、劇場で観なければ分からないし感じなかったこと。

最後に、メアリがかわいかったです♪

(追記→この記事を書き、1日の終わりに

中日新聞・夕刊を読むと

コラム「大波小波」で

『メアリと魔女の花』について書かれていました。

ー 魔女の花=核エネルギーのイメージ

ファンタジーでありながら、はっきりと政治的メッセージが込められている ー

と、あります。

そんなに、壮大なテーマがあったなんて。

もう少し、内容について深く読み解く必要があったのかな。

原作を読んでみたくなりました)

ここからは、本の話。

第157回芥川賞・直木賞の受賞作が発表されました。

芥川賞には、沼田真佑さんの『影裏(えいり)』

そして、直木賞には、佐藤正午さんの『月の満ち欠け』が選ばれました。


沼田真佑さんの『影裏(えいり)』は

文學界(5月号)で読みました。

そのときのtweetはこちら↓


『評論 酒井信 吉田修一論―現代文学の風土(後編)』 を読むため 『文學界5月号』を4月に購入していた。
吉田修一論を読む前に、新人賞受賞作、沼田真佑さんの 『影裏(えいり)』 を読む。
頭の中を整理しないと何も言えないけれど、沼田さんには、この先も書き続けてほしいと強く思った。


吉田修一さんが好きな方は、沼田真佑さんの作品を読まれると

お気に入りの作家さんになると思います。

たくさん書いてほしいです。

『影裏』 について

松江松恋さん(@from41tohomania)さんが

― 「影裏」は震災小説というよりも第一に釣り小説なので、「週刊つりニュース」はインタビューに行くべきだと思う。文学界新人賞の選評で円城塔氏も書いておられたが、本当に釣りの場面が楽しい。釣りに行きたくなる。自然描写がいきいきとしていて、読んでいて本当に心地よかった。期待の新人だ ―

とtweetされています。

単行本になったら購入して、もう一度じっくり読んでみます。

楽しみ、楽しみ。