2017
03.04

映画『彼らが本気で編むときは、』

Category: 映画

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映画『彼らが本気で編むときは、』 

コチラ ↓

彼らが本気で編むときは、

観てきました。


静かな時間の中で、それぞれの家族が丁寧に描かれていました。

生田斗真さんが演じるのは

トランスジェンダー(身体の性と心の性が一致しない)の女性”リンコ”。

生田さん、荻上直子監督に

「意外と体がごつくて、びっくりした」と言われたとか。

私も、予告編を観たとき、(あっ、斗真くん、おおきい)と思いました。

それがリアルで、”リンコ”には、ウソがないような気がしました。

そして、”リンコ”の恋人役、”マキオ”を演じたのは桐谷健太さん。

桐谷さんの抑えた演技が光っていました。

”リンコ”を支える恋人に徹していました。

俳優「桐谷健太」を消していました。

やはり、俳優さんですから、ふとした瞬間に演じているというか

役者の顔が出る時がありますが、それが感じられませんでした。

自然体で、好きな人を静かに見守る”マキオ”がいました。

”マキオ”の姪、”トモ”を演じたのは、柿原りんかちゃん。

彼女が流す涙にもらい泣き。

”リンコ” に母性があふれます。

”リンコ” ”マキオ” ”トモ”

3人は家族でしたね。


田中美佐子さん、小池栄子さん、ミムラさん、りりィさん

それぞれの母親の思いも理解できます。

自分だったらどうする?

考えさせられました。


生田さんは

「(トランスジェンダーについて)知るきっかけに触れるということが

すごく大切だろうなと思いますね」

(とくダネ!インタビューより)


とても、いい映画でした。




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2017
03.01

映画『ラ・ラ・ランド』

Category: 映画

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映画『ラ・ラ・ランド』 観てきました。

アカデミー賞も、6部門受賞。

楽しみに出かけました。


ここから、ネタバレを含みます。

気になる方は読まないでください<(_ _)>


まずは、主演女優賞を受賞した エマ・ストーン

かわいかった!!

カラフルな衣装も見どころかな。

女の子が、スカートの裾を振って踊るシーンは、ワクワクしちゃいます。

ミュージカルは好きですが、それほど詳しくはないです。

それでも、デミアン・チャゼル監督が「さまざまな映画からの影響を受けている」というように

(あ、あのシーンかな?)と思うこともありました。

監督が 宝物の入った箱を、ガチャッと開け

「ボク、この映画と、この映画が好きなんだよね」と

『ラ・ラ・ランド』に、ちりばめたようでした。

ミュージカルシーンは、とても楽しくいつまでも観ていたい気がしました。

しかし、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのストーリーは無駄に長い。

もう少し、時間を縮め、ミュージカルシーンを増やしてほしかった。

『ラ・ラ・ランド』 をミュージカル映画というのであれば、ですが。


そして、衝撃のラスト。

2人は別れ、それぞれの道を進むことは予想できましたが

もし、違う選択をしていたならば。

そういうシーンが描かれるとは思いませんでした。

私は、ラストで、今までの退屈な思いが一掃されました。

この映画、エマ・ストーンをよりいっそう輝かせるための作品だったのでは?と思いましたが

ライアン・ゴズリング、ラストでものすごくいい顔をされています。

この終わり方、賛否両論ありそうですね。

私は好きでした。

オリジナル・サウンドトラック は素敵でした。


『シェルブールの雨傘』 『雨に唄えば』 また観たくなりました。



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2016
09.20

映画『怒り』

Category: 映画

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映画 『怒り』 観てきました。

ネタバレはありませんが、気になる方はスルーしてください。



原作の『怒り』に対する思い入れが強すぎて

映画化されると聞いたときは(え?あの複雑な小説をどうやって?)と思いました。

李監督の作品は観たことがないですが

豪華俳優陣の顔ぶれ、インタビュー記事を読み、徐々に期待感も増していきました。


千葉、東京、沖縄編と、自然な流れで3つの物語はつながっていました。

千葉編、娘の愛子(宮﨑あおい)を心配する父親・洋平(渡辺謙)の様子が良かった。

いつでも、娘を目の端に捉えて気にかけている。

ある日、愛子の元へ行くため走るのですが、気持ちが先走って前のめりになる。

もう、それだけで胸がギューッと締め付けられてしまって。

抑えた演技がキラリと光っていました。


東京編、妻夫木聡くんと綾野剛くんのラブシーンが話題ですが

ここでも、親が子を思うエピソードに目がいってしまいました。

優馬(妻夫木聡)の母親・貴子(原日出子)は末期の癌のため

ホスピスにいるのですが、母親が息子を思う気持ちが痛いほど伝わってきて

重い内容なのですが、原さんの出演されているシーンは温かい気持ちになりました。


沖縄編、このエピソードが一番印象に残っています。

無人島に暮らすバックパッカーの田中(森山未來)と高校生の泉(広瀬すず)、同級生の辰哉(佐久本宝)が

ものすごいエネルギーでぶつかり合う。

1200人のオーディションで選ばれた、佐久本宝くんが体当たりで森山くんに向かっていく様子が良かった。

そして、沖縄の透き通るような青い海に救われました。

音楽は坂本龍一さん。

観終わった後、映画館を出て雑踏を歩くと

あの主題曲が頭の中を流れてくるのですが

目の前を行く男性が妻夫木くんに見えてしまって。

引きずる映画だと覚悟はしていましたが、これほどだとは思いませんでした。


沖縄編の森山未來くんのことを少し。

LINELIVEの ― 映画『怒り』渡辺謙と4人のトップランナー:男だらけのトーク2 ―

コチラ ↓

怒り  (配信は終了しました)

渡辺謙さんとの掛け合いで

「表現する感覚に対して大らかになれる自分がいる。

日本では 『器』 で考える。例えば(器に)役を降ろす。成り切るという考え方。

それも面白いですが、降ろしてくるより、役になろうと思っているから

ラフなスタンスでやる(西洋的な考え)。自分自身が実在することに触れた。今はそれに興味がある。」

渡辺謙さんも

「外国で仕事をするとそうなる」と話されていて

映画の中の森山未來くんがグイグイ迫ってくる感じがしたのは

自分を空にして”田中”を降ろしたのではなく

自分を生かしつつ”田中”を演じているから、人物像が増した感じがするのかも知れません。

反対に、渡辺謙さんと他のキャストの方たちの抑えた(引いた)演技があったから

この作品が、重くなり過ぎず絶妙なバランスを保てたのでしょうか。

さすが名優ぞろいだと感心してしまいます。

ダラダラと書き連ねましたが

映画を観て原作を読むのもいいですよね。

行間に漂う余韻に浸ることにより小説『怒り』の世界を楽しことができます。






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2016
05.26

ドラマ、映画あれこれ

Category: 映画

大雑把なタイトルを付けてしまいましたが

PCを開いてBlogを書く時間も気力もなく。

観てきた映画、観ているドラマのことを書きたい書きたいと思いながら

時間ばかりが過ぎて行きました。

コチラ ↓

殿、利息でござる!

― 江戸中期、財政難のため民衆に重税を課す仙台藩では、破産や夜逃げが相次いでいた。
寂れ果てた宿場町の吉岡宿でも年貢の取り立てや労役で人々が困窮し
造り酒屋を営む穀田屋十三郎は、町の行く末を案じていた。
そんなある日、十三郎は、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治から
藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、宿場復興のための秘策を打ち明けられる。
計画が明るみになれば打ち首は免れないが
それでも十三郎と仲間たちは、町を守るために私財を投げ打ち、計画を進める ―

ストーリーも日本人が好きそうな

質素倹約をおもしろおかしく描き、時にホロリとさせる展開。

妻夫木くんの抑えた演技が光っていました。

全ての俳優さんが楽しそうに演技をされていて

それがスクリーンを通じて伝わって来ました。

良き映画でありました。


年を重ね、時代小説を多く読んだり、映画、ドラマも時代物を観たりすることが増えました。

韓国時代劇も大好きです。

『秘密の扉』 2016年BSフジで放送されていました。(5月25日最終回)

― 本作は朝鮮第21代王・英祖とその息子の思悼世子が主人公。
1762年、英祖は、実の息子である思悼世子を米びつに閉じ込めて餓死させた。
朝鮮王朝史に残るこの悲劇に新たな解釈を施し、殺人事件というフィクションを織り交ぜた本格ミステリー時代劇 ―

思うのですが、韓国の時代劇は

王から世子(息子)への世継ぎで、党派に分かれ権力争いをする貴族

側室が、自分の子供を世子にさせようと画策するなど

身分の違いも描かれており、観ているコチラ側も悔しい思いをしたり

胸がすく様な思いをしたりと忙しいです。

日本の時代劇と違い、観ていておもしろいですね。

BSフジでは

コチラ ↓

華政(ファジョン)

始まりました。

楽しみ!!






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2016
05.13

レヴェナント 蘇えりし者

Category: 映画

映画 『レヴェナント 蘇えりし者』 鑑賞

レオナルド・ディカプリオはアカデミー賞 主演男優賞を受賞。

他に、監督賞・撮影賞も受賞した作品。

TV、映画館で流れる予告編を観ているときから

この作品は観たい!!と思っていました。

念願の主演男優賞を受賞したディカプリオ。

映画が始まってから、息つく暇も無かったです。


1823年、毛皮ハンターの一団は、アメリカ西部の未開拓地をミズリー川沿いに進んでいた。

(1823年、日本で言えば 勝 海舟 (かつ・かいしゅう)が生まれた年。 文政6/01/30)

現地ガイド役を務めるヒュー・グラス(ディカプリオ)は、ハイイログマに襲われ

瀕死の重傷を負ってしまうのです。

隊はグラスと息子ホーク、フィッツジェラルド(トム・ハーディ) ブリジャー(ウィル・ポールター)を残し先へ進みます。

グラスを疎ましく思うフィッツジェラルドは・・・。

息子ホークを殺されたグラスはフィッツジェラルドの後を追います。


グラスが「息子は俺のすべてだった」というように

目の前で息子を殺され復讐する為だけに生き、フィッツジェラルドを心理的にも追い詰めます。


グラスの妻(ポーニー族)と、愛息を見つめるやさしい眼差し。

フィッツジェラルドを追うときの怒りに満ちた目。

ディカプリオの目が刻々と変わるのです。

また、風景が素晴らしく、森がざわめいたり、川が全てを拒否するようにうねったりと

撮影賞を受賞したことも納得がいきます。


久しぶりに心揺さぶられる大作を観た気がします。



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