2014
05.23

今日のダーリン

Category: 糸井重里さん
2014年5月22日の「今日のダーリン」

コチラ↓
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・「元気」ということばは、
 「愛」とおなじくらいたくさん使われていると思う。
 
 『魔女の宅急便』という映画に、
 「おちこんだりもしたけれど、
  私はげんきです。」
 というコピーを書いたことがあったけれど、
 ぼく自身の「元気」についての考えというのは、
 この20文字足らずで、言い尽くしているような気もする。
 
 いつも元気でいられることなんかない。
 病気もあるし、おもしろくないことや、つらいこと、
 不運に見舞われたこと、悲しいこと、苦しいことなど、
 元気になりにくい原因なんかいくらでもある。
 人の前では元気に見せていても、
 ひとりになったときに悩みのなかにいることもある。
 それは、とてもふつうのことだ。
 だから、正直に、それを認めてしまったほうがいい。
 ぼくは、そういうふうに思っている。
 
 そして、いつも元気じゃないことをわかりあったうえで、
 「せっかくあなたといるのだから」というような、
 人びとの前に開かれたじぶんの役割として、
 「私はげんきです」と言う。
 それは、わたしが元気であることが、
 あなたの元気のお手伝いをすることになるからでもある。
 そしてもちろん、あなたと会っていることで、
 わたしは元気になったんだ、と、
 じぶん自身に声をかけるというような意味がある。
 
 こうやってあらためて言ってみたら、
 ぼくの考える「元気」というのは、
 あんまり熱量の高いものではないようだ。
 「ほほえみ」と同じくらいの意味なんじゃないかな。
 ちょっと微笑んでいる人と、微笑んでない人。
 そのちがいくらいが、元気な人と元気じゃない人の差。
 そんなものかもしれない、とも思える。
 
 元気と、元気じゃないのちがいは、紙一重なのかもね。
 なんだか、そう思うと、すっと元気にもなれそうだ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
元気とは言えない友だちたちよ、ついでに俺よ。元気でね。

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ほぼ日刊イトイ新聞 からお借りしました。

「今日のダーリン」は毎日更新されます。

― ぼくの考える「元気」というのは、
 あんまり熱量の高いものではないようだ。
 「ほほえみ」と同じくらいの意味なんじゃないかな。 ―

声高に「元気で。頑張ってね!!」という事が必要な時も有るのかな。

でも、「ほほえみ」ほどの「元気」っていいなぁ~。

誰にでも寄り添えそうで。

背中があたたかくなりました。

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2013
10.30

面倒でも

Category: 糸井重里さん

毎日更新されている

ほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン」

コチラ ↓

ほぼ日刊イトイ新聞

2013年10月29日

・いまの世の中、あっちでもこっちでも、
 「お客さまにどうやってよろこんでいただくか」
 ばかりを考えていますよね。
 「うちは考えてない」とか言うと角が立つから、
 誰もが、「もちろん考えてますよ、必死で」
 というようなことを言うと思います。
 それが常識ということになっているし、
 それをやっていないと、
 不誠実だということにされてしまいそうです。

 お客さまの、あらゆる手間が省かれていき、
 お客さまにとって面倒なことはなくなってきました。
 よく冗談で言うのですが、
 「三分で終る映画なら、退屈されないんじゃないの」
 なんて言ってたら、思えば、たしかにそうなってました。
 「YouTube」って、そういうものかもしれませんよね。
 書籍を読むのも、お客さまにご面倒をおかけするので、
 どんどん「新書」になってきたとも言えそうです。
 テレビは、わかりにくいところをなくし続けています。
 分厚い説明書のいるような道具(マシン)は、
 それだけでダメだと言われます。
 正直に言いますが、お客さまとしてのぼくも、
 「ああ、めんどくさい」と言い続けているようです。
 そんなにめんどくさいなら、なにもしなきゃいいのにね。
 そして、そんなにめんどくさがりの人びとにも、
 お客さまになってほしいから、
 企業のサービスは過剰になります。
 その循環に入り込まず、お客さまに敬意を払うことこそ、
 ほんとうに考えなきゃいけないことだと思うのです。

 「ほぼ日」をはじめて間もないころ、
 激しい雨の日に、野田秀樹さんの舞台に行きました。
 びっしょり濡れた傘のしずくを切って、
 傘をさしていてもしずくだらけになった上着を叩いて、
 観客たちはじぶんの座席へと急いでいました。
 ぼくも、そうしていました。
 こんな夜にこんな大変な思いをしても、人はここに来る。
 「こうでなきゃなぁ」と、感心したのを憶えています。
 お客さまへの敬意と、お客さまの熱意の交差点‥‥。
 そういう場所は、必ずあるはずのものです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
たのしいことって、ちょっとめんどくさいことでもあるし。

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確かに、たのしいことは、ちょっとめんどくさい。

本を買うことも、amazonでなら

注文をした次の日には自宅に届きます。

映画にしても、わざわざ映画館に足を運ばなくても

何ヶ月かすればレンタルで観る事ができます。

レンタルで観ても

好きな作品を楽しむ事に変わらないです。

でも、映画を観るために映画館に通います。

同じ映画を観るために集まった皆さんと

同じ場面で笑ったり、ホッとため息をついたり

時には涙を流したり。

本屋さんへも行くようにしています。

そっと置かれているサイン本も嬉しい。

在庫確認も、書店員さんに案内をしてもらいます。

残り一冊を丁寧に渡してくれます。

在庫が無い場合は取り寄せもお願いします。

改めて本を引き取りに行かなくてはいけません。

たのしいことは、ちょっとめんどくさい。

本当だ。


ちょっと、めんどくさい事が出来る環境に居られてありがたい。

それがイチバン幸せなのかも♪




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2013
09.14

今日のダーリン

Category: 糸井重里さん
2013年9月12日の

ほぼ日刊イトイ新聞  

今日のダーリンから




・「すすめてくれた人は、きっとあなたが好き。」

 うれしいなぁ、「ほぼ日手帳コピー大賞」
 金賞を受賞したコピーです。

 「すすめてくれた人は、きっとあなたが好き。」
 「ほぼ日手帳」の愛されているようすやら、
 すすめてくれた人の、これまでの実感やら、
 「ほぼ日手帳」を持ってる人たちのつながりやら、
 「あなた」という人の大切にされてるようすやら、
 たくさんのことが、この一行にこめられています。
 このキャッチフレーズのおかげで、
 これまで以上に、「ほぼ日手帳」を使ってくれる人が、
 多くなるんじゃないかと、わくわくします。
 
・これを書いてくれた愛知県の巽洋子さんは、
 本職のコピーライター一年生だということです。
 初々しさも、ていねいさもある表現は、
 これからの成長を期待させてくれますよね。
 と、まるで上司のようなことを言ってしまいましたが、
 ぼくとしては、一年生とはいえ、
 本職としてコピーを書いている人が
 最優秀賞に輝いてくれて、よかったなと思っています。
 
 むろん、本職ではない「ていねいな生活者」が、
 とても優れたコピーを書くこともあるとは思ってました。
 そして、おそらくは、応募してくれた人の大多数が、
 プロではないけれど、コピーを考えるということを
 ひとつの「たのしみ」にしてくれた方々でしょう。
 そういう「あまちゃん」の時代は、大歓迎です。

 しかし、それでめしを食おうとして、
 苦しくもたのしい奮闘しているプロたちには、
 それを超えるだけの実力を見せてほしいものだと、
 先輩として願っていたような気もするのです。
 そして、結果がこうなっていたということでした。

 「やっぱり、コピーにも修練とか実力とかあるんだね」
 というような、ふつうのことが伝わることも、
 ちょっとうれしいと感じたことです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いいコピーが選べて、ぼくも、とても機嫌がよいのでした。


↑ 以上です。

受賞の様子は

コチラ ↓

ほぼ日手帳コピー大賞

アーカイブで見る事ができます。

糸井さんの言葉

「やっぱり、コピーにも修練とか実力とかあるんだね」

実力も無い、あまちゃんの私。

色々な事の修練に励みます(='m')




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2013
08.04

ほぼ日刊イトイ新聞

Category: 糸井重里さん
毎日、更新されている

コチラ ↓

ほぼ日刊イトイ新聞 今日のダーリン

8月3日 ちょっと心に留め置きたい記事でしたので

ここに残させて頂きます。



08月03日の「今日のダーリン」
・ぼくが、ここで「自由」を大事にしたいと書いたら、
 こんなメールをいただきました。
 読んでてうれしくなって、紹介したくなりました。

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 先日、学校の補習が終ったあと、
 今まで行ったことのないパン屋さんへ向いました。
 バスを乗り継ぎ、地図アプリを頼りに歩き、
 一時間近くかかって辿り着きました。
 
 私の夢は自分のパン屋さんを持つことです。
 来年の春からは、
 地元のパン屋さんで修業を始める予定です。
 その準備期間として、
 この頃はいろんなパン屋さんへ足を運んで、
 何か気づくことはないかとリサーチしています。

 遠くにあるお店へ行くのは、
 交通手段(と使えるお金さん)が限られた学生には
 厳しいものがあり、正直大変です。
 ですが、かんかんと太陽の照りつける中、
 道を歩きながらわたしは「自由」を感じていました。
 自分の好きなことへ向って、自分の足で歩いていける
 進んでいけることこそ、自由の証拠だと思いました。
 
 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 これからもイトイ新聞、楽しみにしております。

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 ありがとうと、ぼくも思いました。
 こんなメールをもらえるのが、「ほぼ日」です。
 彼女の「自分のパン屋さん」が、いつかできたら、
 ぜひ教えてもらいたいですね。
 ぼくは、そのパンが食べたい。
 電車やバスを乗り継いで、こんどは、ぼくが行きたい。
 
 いろんな暗い話もあるのは知っているけれど、
 遠くのパン屋に向って歩く女学生も、
 この時代のどこかにいること、おぼえておきたいです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
若い人たちよ、遠くのパン屋へ歩け、夏の道を軽やかに。



↑ 以上です。

素敵なメールですよね。

静かな波紋を残す。

学生さんの思いが

パンの良い香りに乗せて漂ってくるようです。


と、こう書いている自分の文章のなんといやらしい事か。

Twitterでも、素直では無い

少し、計算された言葉を並べ見栄え良くしようともがいている

それが見え見えで嫌になります。

積み重ねた年の数だけズルくなってしまった・・・。

そう云う事でしょうか。

何色にも染まらない、真っ白な気持ちのまま綴る事ができたらいいなぁ~。

そんな事を思いました。


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2012
10.22

バカを知る

Category: 糸井重里さん
2012年10月22日

ほぼ日刊イトイ新聞

今日のダーリン よりお借りしました。

ほぼ日刊イトイ新聞は毎日更新されます。

↓の記事も今は、更新されています。

~よく「ほぼ日」にいただくメールで、
 「ネットってもっと怖いところだと思ってたけど‥‥」
 「ほぼ日」は怖くなかったという感想をいただきます。
 まだ、ネットのことを怖いと思っている人は、
 けっこうたくさんいるみたいです。
 いや、よくよく考えれば、ぼく自身も、
 ネットって「怖い」し「いやなもの」だと感じることが、
 正直言えば、いまでもあります。
 リアルの社会よりも、ネット社会のほうが、
 「おまえ、そんなことも知らないのか」
 というような「上から目線」が多いように思います。

 どうしてそうなるのかを、ちょっと考えてみました。
 社会というのは、「ひとり(じぶん)」と、
 「なかま」と「おおぜい」でできています。
 「おおぜい」というのは、観客とか顧客とか読者とか、
 たくさんの会ったことのない人びとを含みます。
 人は「おおぜい」の前では、
 見せたい「じぶん」を見せるようにしています。
 でも、「なかま」といる間は、
 見せたい「じぶん」でい続けることはできません。
 だから、そこではある意味「バカがばれてる」のです。
 
 しかし、ネット社会のなかというのは、
 「ひとり」と「おおぜい」の直接のつながりです。
 そこでは「ゆだん」や「ふだん」を見せずにいられます。
 「なかま」には「バカがばれてる」、
 というようなことを避けたままでいられるのです。
 凶悪そうなネット犯罪の犯人が、捕まえてみたら
 意外なほどにちっぽけな人間だったり、
 コドモだったりすることがありますが、それでも、
 「ひとり」と「おおぜい」の関係のなかでは、
 王様のように振舞い続けられていたんですよね。
 
 「バカがばれてる」ことが、とても大事なのです。
 誰も王様なんかじゃないと知ることが大切です。
 「なかま」をショートカットできるネット社会では、
 じぶん自身が、「じぶんのバカを知る」ことが、
 もーのすごく重要なことになんだと思うんですよね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
気温とか、太陽の明るさとか、最高の季節なんじゃない?~

糸井さんの言葉を読んで感じる事

その捉え方もひとそれぞれだと思います。

「バカがばれてる」

「じぶんのバカを知る」

偉そうにしている私の心にグサッと来ました。

Twitterでblogで偉そうに書いているなぁ~。

ヾ(_ _。)ハンセイ…

「じぶんのバカを知る」

十分知っているつもりでも忘れがちな事。

「バカがばれてる」

覚えておかないと・・・。




ほぼ日刊イトイ新聞は

コチラ ↓

ほぼ日刊イトイ新聞
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